請求書受領システム6選|中小企業向け機能・料金比較【2026年版】

ツール導入

請求書受領システム6選|中小企業向け機能・料金比較【2026年版】

紙・PDF・メールなど、バラバラな形式で届く請求書の受取・データ化を自動化するクラウドサービスを6つ紹介します。電子帳簿保存法・インボイス制度への対応状況や、月額料金・無料プランの有無を一覧表にまとめました。自社の請求書件数や既存の会計ソフトに合ったサービス選びの参考にしてください。

サービス比較表

サービス名 提供会社 月額料金(税抜) 無料プラン/トライアル データ化方式 電帳法対応 インボイス制度対応
Bill One Sansan 0円〜(100名以下は無料) 無料プランあり(月100件まで) 独自OCR(精度99.9%)
invox受取請求書 invox 980円〜 + 従量課金 無料トライアルあり AI OCR/オペレーター検証
バクラク請求書受取 LayerX 要問い合わせ AI-OCR
マネーフォワード クラウド債務支払 マネーフォワード 2,480円〜(年払い時) 1ヶ月無料トライアル AI-OCR
TOKIUMインボイス TOKIUM 10,000円〜 + 従量課金 自社スキャンセンター+OCR ○(JIIMA認証)
freee会計 フリー 5,480円〜(年払い時) 30日間無料トライアル AI-OCR

※ 料金は各社公式サイト掲載時点の情報です。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
※ 「−」は公式サイトに記載のない項目です。

各サービスの特徴

Bill One(ビルワン)

Sansan株式会社が提供する請求書受領サービスです。紙・PDF・メールなど、あらゆる形式の請求書をオンラインで一括受領し、独自OCR技術により99.9%の精度でデータ化します。

従業員100名以下の企業向けに「スモールビジネスプラン」が用意されており、初期費用・月額費用ともに無料で、月100件まで請求書を受領できます。ユーザー数や保存枚数の制限もありません。代理受領・スキャン受領にも対応しており、導入から本格運用まで約1ヶ月で完了します。

導入企業数は20万社以上(2025年5月時点)。中小企業がコストをかけずに請求書のデジタル化を始めたい場合に適しています。

invox受取請求書

株式会社invoxが提供する請求書受領サービスです。請求書の受取から入力・支払・計上業務までを自動化します。

料金プランは3段階で、ミニマムプラン(月額980円)から利用可能です。全プランで初期費用は0円。データ化の方式は、AI OCR即時処理(50円/件・数分で完了)とオペレーター検証(100円/件・精度保証付き)の2種類から選択できます。

振込データ生成・仕訳データ生成・ワークフロー承認機能などを備え、プロフェッショナルプラン(月額29,800円)ではAPI連携にも対応します。月額費用を抑えつつ、処理件数に応じた従量課金で利用したい企業に向いています。

バクラク請求書受取

株式会社LayerXが提供する請求書受領サービスです。紙(郵送)、メール添付、ポータルダウンロードなど、あらゆる受領形式に対応しています。

AI-OCRによる自動読取に加え、AIによる仕訳自動化機能を搭載。freee・マネーフォワード・弥生など主要会計ソフトとの連携にも対応しています。取引先別の請求書受領状況をモニタリングするレポート機能も備えています。

導入企業数は15,000社以上、サービス継続率99%以上、工数90%削減の実績があります。料金は個別見積もりとなるため、問い合わせが必要です。

マネーフォワード クラウド債務支払

株式会社マネーフォワードが提供する請求書受領・支払管理サービスです。Webアップロード・メール自動取込・一括アップロード(最大50件)など、複数の受領方式に対応しています。

AI-OCRで支払先・支払日・金額・登録番号等を自動読取し、最大10段階の承認ワークフローで支払業務を管理できます。API連携により、三菱UFJ・みずほ・三井住友などの銀行振込をワンクリックで実行可能です。

従業員50名以下向けの料金は、年払いで月額2,480円(ひとり法人プラン)から。ビジネスプランは月額6,480円で月10件の支払依頼が含まれ、超過分は1件あたり300円の従量課金となります。1ヶ月の無料トライアルが利用できます。マネーフォワード クラウドの会計・経費・給与など他サービスと統合して使いたい企業に適しています。

TOKIUMインボイス

株式会社TOKIUMが提供する請求書受領サービスです。メール・FAX・Webダウンロード・郵送など、全形式の請求書受領に対応しています。

最大の特徴は、自社スキャニングセンターでの完全デジタル化と、追加費用なしの原本保管代行サービスです。届いた紙の請求書を預けるだけで、デジタル化から原本の保管まで一括で任せられます。

月額料金は10,000円〜で、請求書件数に応じた従量課金制です。アカウント数は無制限のため、ユーザー数による追加課金はありません。電子帳簿保存法のJIIMA認証を取得済みです。請求書の受領から保管までを完全にアウトソーシングしたい企業に向いています。

freee会計

フリー株式会社が提供するクラウド会計ソフトです。受取請求書の処理機能が会計ソフトに内蔵されており、別途サービスを契約する必要がありません。

AI-OCRによる請求書・レシートの自動読取に対応し、スマホアプリからの撮影取込も可能です。1,043の金融機関との自動連携により、取引データの自動登録ができます。一度の入力で請求書・支払予定・仕訳に自動反映されるため、二重入力の手間がなくなります。

法人向けの料金は、スタータープラン月額5,480円(年払い時)から。スターター・スタンダードプランには3名分のIDが含まれ、一般従業員権限のメンバー追加は無料です。30日間の無料トライアルが利用でき、クレジットカードの登録は不要です。国内クラウド会計シェアNo.1(アクティブユーザー62万社以上)の実績があります。

選定時の確認ポイント

月間の請求書受領件数

サービスによって料金体系が異なります。Bill Oneは月100件まで無料、invoxは基本料金+1件あたりの従量課金、マネーフォワードはプランごとに含まれる件数が決まっています。自社の月間処理件数を把握したうえで、総コストを比較することが重要です。

既存の会計ソフトとの連携

freee会計やマネーフォワードを既に利用している場合は、同じシリーズの請求書受領機能を選ぶとデータ連携がスムーズです。弥生やその他の会計ソフトを利用中の場合は、バクラクやinvoxなど、複数の会計ソフトに対応しているサービスが候補になります。

紙の請求書の割合

取引先から届く請求書が紙中心の場合は、代理受領・スキャン代行に対応したBill OneやTOKIUMインボイスが適しています。電子(PDF・メール)が中心であれば、invoxやバクラクなどOCR処理に特化したサービスでも対応できます。

原本の保管方法

電子帳簿保存法により、電子で受領した請求書は電子データのまま保存する義務があります。TOKIUMインボイスは紙原本の保管代行サービスを無料で提供しています。自社で保管する場合は、各サービスのクラウド保管機能で要件を満たせるか確認してください。

無料プラン・トライアルの活用

Bill One(100名以下は無料)、invox(無料トライアル)、マネーフォワード(1ヶ月無料)、freee(30日間無料)など、実際に試せるサービスが多いです。本契約前に自社の請求書で動作を確認することで、導入後のミスマッチを防げます。

よくある質問

Q. 請求書受領システムとは何ですか?

A. 紙・PDF・メールなど、さまざまな形式で届く請求書をクラウド上で一括受領し、OCR技術でデータ化するサービスです。手入力の手間を削減し、支払管理や仕訳の自動化につなげることができます。

Q. 電子帳簿保存法への対応は必須ですか?

A. 2024年1月以降、電子で受領した請求書は電子データのまま保存することが義務化されています。本記事で紹介している6サービスはいずれも電子帳簿保存法に対応しています。

Q. 無料で使えるサービスはありますか?

A. Bill Oneのスモールビジネスプランは、従業員100名以下の企業であれば初期費用・月額費用ともに無料で利用できます(月100件まで)。そのほか、invox・マネーフォワード・freeeには無料トライアル期間があります。

Q. 取引先にも何か対応してもらう必要がありますか?

A. 多くのサービスでは、取引先の対応は不要です。Bill OneやTOKIUMインボイスでは代理受領の仕組みがあり、取引先はこれまでどおりの方法で請求書を送付するだけで済みます。

Q. インボイス制度(適格請求書等保存方式)にはどう対応できますか?

A. 本記事で紹介している6サービスはいずれもインボイス制度に対応しています。受領した請求書の登録番号を自動で読み取り、適格請求書の要件を満たしているかを確認する機能を備えたサービスもあります。

※当サイトの情報は各サービス公式サイトの公開情報に基づいて作成しています。正確性には万全を期しておりますが、最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
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