経費精算SaaS6選|中小企業向け機能・料金比較【2026年版】

ツール導入

経費精算SaaS 6選|中小企業向け 機能・料金比較【2026年版】

この記事で分かること:

・中小企業向け経費精算SaaS 6サービスの料金体系と主要機能の比較

・領収書OCR・交通費自動計算・電子帳簿保存法対応などの機能差

・自社の規模・既存ツールに合ったサービスを選ぶための確認ポイント

サービス比較表

サービス名 運営会社 月額料金(税抜) 初期費用 無料トライアル 対象規模 主な機能 特記事項
楽楽精算 ラクス 30,000円〜(従業員数に応じた従量課金) 100,000円 あり(期間は要問い合わせ) 30名〜 領収書OCR/交通費自動計算/ICカード連携/クレジットカード連携/承認ワークフロー/電子帳簿保存法対応/FBデータ自動生成 累計導入20,000社以上。JIIMA認証取得。IT導入補助金対象
マネーフォワード クラウド経費 マネーフォワード 2,480円〜(年払い・1名)/ビジネス:6,480円〜+500円/名 なし あり(1ヶ月間) 1名〜 領収書OCR/交通費自動計算/ICカード連携/クレジットカード連携/承認ワークフロー/電子帳簿保存法対応/自動仕訳 クラウド会計・給与・請求書と一体運用可。ITreview 25期連続Leader
freee支出管理 経費精算Plus freee 基本10,000円〜+650円/名 なし あり(30日間) 1名〜 領収書OCR/交通費自動計算/ICカード連携/クレジットカード連携/承認ワークフロー/電子帳簿保存法対応/インボイス対応 freee会計と完全統合。承認済み経費をワンクリックで会計反映
ジョブカン経費精算 DONUTS 400円/名(税抜)※最低利用料5,000円 なし あり(30日間・全機能) 10名〜 領収書OCR/交通費自動計算/ICカード連携/承認ワークフロー/電子帳簿保存法対応/インボイス対応/FBデータ生成 ジョブカン勤怠等との併用割引あり。無料プランあり(機能限定)
TOKIUM経費精算 TOKIUM 10,000円〜+領収書件数に応じた従量課金 要問い合わせ 要問い合わせ 10名〜 領収書OCR(精度99%以上)/交通費自動計算/ICカード連携/クレジットカード連携/承認ワークフロー/電子帳簿保存法対応 アカウント数無制限。専任オペレーターによる入力代行あり
バクラク経費精算 LayerX 30,000円〜(50名まで) 要問い合わせ あり(2週間) 中小企業〜大企業 領収書OCR/交通費自動計算/ICカード連携/クレジットカード連携/承認ワークフロー/電子帳簿保存法対応/重複検知 年間契約のみ。バクラク請求書・申請等とシリーズ統合可

※ 料金は公式サイト掲載時点の情報です。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
※ 「-」は提供データに記載のない項目、「要問い合わせ」は公式サイトで非公開の項目です。

各サービスの特徴

楽楽精算

株式会社ラクスが提供する経費精算クラウドサービスです。累計導入社数は20,000社以上で、国内の経費精算システムとして高い導入実績があります。

月額料金は30,000円〜で、従業員数に応じた従量課金制です。初期費用として100,000円(税抜)が必要です。最低利用人数は30名からとなっており、30名・50名・100名の刻みで料金が設定されています。

AI-OCRによる領収書の自動読み取りに対応しており、スマートフォンアプリで撮影したレシートをデータ化できます。交通費は乗換案内ソフトが内蔵されており、経路を選択するだけで金額が自動計算されます。ICカード(Suica・PASMO等)をスマートフォンにかざして利用履歴を取り込む機能も備えています。

電子帳簿保存法に対応しており、JIIMA「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」を取得しています。承認ワークフローは多段階に対応し、紙やExcelの申請書フォーマットをシステム上で再現できる点が特徴です。FBデータの自動生成にも対応しており、振込処理の効率化が可能です。IT導入補助金2025の対象ツールです。

マネーフォワード クラウド経費

株式会社マネーフォワードが提供する経費精算サービスです。マネーフォワード クラウドシリーズ(会計・給与・請求書等)の一つとして提供されています。

初期費用は不要です。50名以下向けのプランは、ひとり法人プラン(月額2,480円〜)、スモールビジネスプラン(月額4,480円〜・3名まで)、ビジネスプラン(月額6,480円〜・5名まで、6名以上は500円/名の従量課金)の3種類があります。51名以上は個別見積りとなります。料金は年払い時の価格で、月払いの場合はそれぞれ割高になります。

経費明細の登録・申請を行わなかった月のユーザー分は課金されない仕組みです。無料トライアルは1ヶ月間で、クレジットカード登録不要・終了後の自動課金もありません。

領収書のOCR読み取り、クレジットカード明細の自動取得、ICカードリーダーによる交通費の取り込みに対応しています。電子帳簿保存法については「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」の国内第1号を取得しています。会計ソフトはマネーフォワード クラウド会計のほか、freee・弥生・勘定奉行・PCA・OBIC7・TKC等13社以上と連携が可能です。

ITreview Grid Awardで25期連続「Leader」を受賞しています。

freee支出管理 経費精算Plus

freee株式会社が提供する経費精算サービスです。freee会計と統合された形で提供されており、freee会計を利用している企業との親和性が高い構成になっています。

初期費用は不要です。基本料金は月額10,000円〜で、1ユーザーあたり月額650円の従量課金が加算されます。freee会計のスタータープラン利用時は月額5,480円〜からとなります。アクティブIDのみの課金制です。無料トライアルは30日間です。

AI-OCRによる領収書読み取りは精度95%以上とされており、インボイスの自動分類・税区分の自動判定にも対応しています。交通費は駅すぱあとと連携して自動計算されます。承認ワークフローは最大15段階まで対応しますが、スタータープランでは1段階のみとなります。

freee会計への反映はワンクリックで行えます。LINE・Slackを経由した証憑の提出にも対応しています。電子帳簿保存法およびインボイス制度への対応も備えています。

ジョブカン経費精算

株式会社DONUTSが提供する経費精算サービスです。ジョブカン勤怠管理やジョブカン給与計算など、ジョブカンシリーズの一つとして提供されています。

初期費用は不要です。月額料金は1ユーザーあたり400円(税抜)で、最低利用料金は5,000円(税抜)です。ジョブカンの他サービスを併用する場合は350円/名(税抜)に割引されます。500名以上の場合は個別見積りとなります。

無料トライアルは30日間で全機能を利用できます。トライアル終了後は機能限定の無料プランに自動移行し、自動課金はありません。機能限定ながら無料プランが継続利用できる点が特徴です。

AI-OCRによる領収書読み取り、乗換案内Bizとの連携による交通費自動計算、ICカード(Suica・PASMO等)の利用履歴自動取込に対応しています。承認ワークフローは金額・項目に応じた自動経路判断が可能です。電子帳簿保存法にはセイコータイムスタンプとの連携で対応しています。インボイス制度の登録番号照合機能も備えています。FBデータの自動生成にも対応しています。

TOKIUM経費精算

株式会社TOKIUMが提供する経費精算サービスです。旧サービス名は「レシートポスト」で、現在は「TOKIUM経費精算」にリブランドされています。導入実績は2,500社以上です。

月額料金はビジネスプランが10,000円〜で、領収書件数に応じた従量課金が加算されます。エンタープライズプランは100,000円〜です。初期費用は個別見積りとなります。無料トライアルについては公式サイトに明記がないため、要問い合わせです。

最大の特徴は、アカウント数が無制限である点です。ユーザー数による追加料金が発生しないため、従業員数の多い企業でもコストが増えにくい料金体系になっています。

領収書のデータ化は、AI-OCRに加えて専任オペレーターによる入力代行を組み合わせることで精度99%以上を実現しているとされています。スマートフォンで撮影した後、原本を専用ポストに投函するだけで処理が完了する運用も可能です。交通系ICカード・クレジットカード・電子マネー・ETC等との自動連携に対応しています。会計ソフトは36種類以上との連携に対応しています。

プライバシーマーク・ISMS(ISO/IEC 27001)・JIIMA認証をすべて取得しています。

バクラク経費精算

株式会社LayerXが提供する経費精算サービスです。バクラクシリーズ(請求書・申請・法人カード等)の一つとして提供されています。シリーズ累計で15,000社以上の導入実績があります。

月額料金は30,000円〜(50名まで)で、51名以上の場合は追加で20,000円/月が加算されます。初期費用は個別見積りです。年間契約(一括払い)のみの提供となっています。無料トライアルは2週間です。

AI-OCRによる領収書読み取りでは、最大100枚を同時に数秒でデータ化できるとされています。経路検索との連携による交通費自動計算、ICカードアプリによる利用履歴の取り込みにも対応しています。

電子帳簿保存法には認定タイムスタンプの自動付与やスキャナ保存要件の自動判定で対応しています。インボイス制度の登録番号判定・軽減税率判定にも対応しています。領収書の重複利用を自動検知する機能を備えています。

freee会計へのワンクリック連携のほか、CSVまたはAPIで各種会計ソフトとの連携が可能です。バクラク請求書・バクラク申請等のシリーズ製品と統合運用することで、バックオフィス業務を一元化できます。

選定時の確認ポイント

従業員数と料金体系の適合性

料金体系はサービスによって異なります。ユーザー単価制(ジョブカン:400円/名、マネーフォワード:500円/名〜)、月額固定+従量課金制(楽楽精算:30,000円〜、バクラク:30,000円〜)、件数課金制(TOKIUM:アカウント無制限+領収書件数課金)があります。自社の従業員数と月間の経費申請件数をもとに、トータルコストを試算して比較する必要があります。

既存の会計ソフト・業務ツールとの連携

freee会計を利用中であればfreee支出管理との統合性が高く、マネーフォワード クラウド会計を利用中であればマネーフォワード クラウド経費との連携が容易です。ジョブカン勤怠管理を利用中であればジョブカン経費精算の併用割引が適用されます。楽楽精算・TOKIUM・バクラクは複数の会計ソフトとの連携に対応しています。

最低利用人数・契約条件

楽楽精算は30名以上、ジョブカンは最低利用料5,000円(税抜・約13名分)、バクラクは年間契約のみという条件があります。マネーフォワードとfreeeは1名から利用可能です。TOKIUMはアカウント無制限のため人数制約はありませんが、初期費用が個別見積りです。

領収書処理の運用方針

AI-OCRの精度や処理方法はサービスごとに異なります。TOKIUMは専任オペレーターによる入力代行を組み合わせて精度99%以上を実現しています。バクラクは最大100枚の同時読み取りに対応しています。自社の月間処理枚数と求める精度に応じて確認が必要です。

無料トライアルの有無と期間

ジョブカンとfreeeは30日間、マネーフォワードは1ヶ月間、バクラクは2週間のトライアルが可能です。楽楽精算はトライアルがありますが期間は非公開、TOKIUMは要問い合わせです。本格導入前に実際の操作感を確認することが重要です。

よくある質問

Q. 経費精算SaaSの導入にはどのくらいの費用がかかりますか?

A. サービスによって料金体系が異なります。初期費用が不要なサービス(マネーフォワード・freee・ジョブカン)もあれば、初期費用が必要なサービス(楽楽精算:100,000円)もあります。月額料金は、少人数向けではジョブカンが400円/名〜、マネーフォワードが2,480円〜と比較的低コストで始められます。詳細は各社にお問い合わせください。

Q. 電子帳簿保存法に対応していますか?

A. 本記事で紹介した6サービスはいずれも電子帳簿保存法への対応を公表しています。楽楽精算とTOKIUMはJIIMA認証を取得しています。マネーフォワード クラウド経費は「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」の国内第1号を取得しています。対応範囲の詳細は各社公式サイトでご確認ください。

Q. スマートフォンだけで経費申請は完結できますか?

A. 本記事で紹介した6サービスはいずれもスマートフォンアプリまたはモバイル対応のWebブラウザでの利用に対応しています。領収書の撮影・申請・承認といった基本操作はスマートフォンから行える仕組みです。利用できる機能の範囲はサービスによって異なりますので、各社にお問い合わせください。

Q. 無料で使える経費精算SaaSはありますか?

A. ジョブカン経費精算は、30日間の無料トライアル終了後に機能限定の無料プランへ自動移行する仕組みがあります。マネーフォワード・freee・バクラクは期間限定のトライアルを提供しています。無料プランの機能範囲や制約については各社にお問い合わせください。

Q. 現在使っている会計ソフトと連携できますか?

A. 各サービスとも主要な会計ソフトとの連携に対応しています。freee支出管理はfreee会計と直接統合されています。マネーフォワード クラウド経費はfreee・弥生・勘定奉行等13社以上と連携可能です。TOKIUM経費精算は36種類以上のシステムとの連携に対応しています。自社で利用中の会計ソフトとの対応状況は、導入前に各社に確認されることを推奨します。

※当サイトの情報は各サービス公式サイトの公開情報に基づいて作成しています。正確性には万全を期しておりますが、最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
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